
「あたたかい」が続く幸せ。お弁当の冷めやすさを解決する大和製罐のパッケージ技術
湯気の立つ食事は、それだけで人の心をホッと和ませてくれるものです。
仕事から疲れて帰った夜、買ってきたお弁当のふたを開けて一口食べたときの温かさに、一日分の緊張がほどけていくのを感じた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
しかし、そんなささやかな幸せの時間を邪魔するものがあります。それは、レンジアップしたお弁当特有の「冷める早さ」です。
持ち帰りの間にすっかり冷めてしまったり、一部のおかずが冷たかったり、お米が水分を失って硬くなってしまったり。「あたたかいものを食べる」という体験が、最後まで持続しない寂しさを感じることがあります。
なぜ、電子レンジで温めたお弁当はすぐに冷めてしまうのでしょうか。
その原因の一つに、温める前に少しだけ封を開ける「ちょい開け」という作法があります。容器が破裂しないように開けたその隙間から、せっかくの熱気や大切な水分が、温めた直後から容赦なく外へ逃げ出してしまうのです。
実際に温度計を使った実験でも、「ちょい開け」をした付近のご飯から急速に温度が下がり、真っ先に冷たく・硬くなってしまうことが証明されています。
そんな「冷めていく寂しさ」に寄り添い、食べる人の時間と温もりを守ってくれる技術があります。大和製罐株式会社が開発した「スマートスチーム」という自動蒸気抜きのパッケージです。
このパッケージは、温める前の「ちょい開け」がいりません。電子レンジの中で熱された蒸気が容器を膨らませ、独自の技術で形成された「微小な蒸気口」からだけ、余分な圧力をそっと逃がします。
この微小な蒸気口は、破裂を防ぐという最低限の役割を果たしながらも、内部の熱気と水分をしっかりと容器のなかに留め置くという素晴らしい働きをします。
大和製罐の検証データによると、チルドご飯を温めてから室温に置いたとき、私たちが「あたたかい」と感じる60℃以上の温度を保てる時間が、従来のパッケージよりも長く続きました。さらに、レンジから出して15分経った後でも、ご飯のどの部分も硬くなることなく、もっちりとした温かさが保たれていました。
15分という時間は、決して短くありません。近所のコンビニからの持ち帰りの時間、録画したドラマを再生したり、動画配信を選ぶまでの時間、食事を味わうまでの「準備の時間」です。
大和製罐の「スマートスチーム」は、ただ安全に食品を温めるだけでなく、私たちが「美味しい温度」で食事を楽しめる時間をそっと延ばしてくれます。パッケージに込められたその細やかな思いやりが、私たちの食卓を、最後まであたたかく包み込んでくれるのです。




